公開日 2024.12.09
11月28日、材料エネルギー学部の教職員でソフトビジネスパークにある松江山本金属を訪問しました。
松江山本金属は大物加工と計測評価をコア技術に、工作機械部品やエネルギー・インフラ部品、油圧機器部品などの製造を行うモノづくり企業で、今年度完成した新工場で主力商品である大型精密部品を増産される予定です。
見学会では、はじめに山本社長から松江山本金属の事業概要について説明いただいた後、三原学部長から材料エネルギー学部の概要・取組みを紹介し、その後、鋳物加工棟、部品加工棟、新棟をそれぞれ見学し、最後には今後の連携等について意見交換を行いました。
工場の見学では加工前の製品を複数ストックすることができるパレットチェンジャーで加工品を自動で切り替えることによって稼働率をアップしたり、温度管理された部屋で加工品の寸法を自動計測したりと、随所に工夫されたモノづくりの現場を見学することができました。また、定期的に実施する清掃活動により、整理・整頓・清掃が行き届いたきれいな工場であることも印象的でした。
意見交換では、部品加工に携わる際に必要となる材料系の知識や、加工プロセスの最適化、故障予測などについて意見交換を行いました。
材料エネルギー学部は地域産業の振興・創出というミッションも担っており、今後も企業と直接対話を行うことによって、産学間での連携を模索していきます。