島根県立三刀屋高等学校2年生が材料エネルギー学部を訪問されました。

公開日 2024.11.28

 11月7日(木)島根県立三刀屋高等学校2年生17名が材料エネルギー学部を訪問されました。

今回の訪問は、材料エネルギー学部と総合理工学部の合同で開催し、理学・工学について幅広く知っていただく機会としました。

 材料エネルギー学部では、田中秀和教授による学部説明と、模擬授業「水をはじく撥水材料」を企画しました。

模擬授業では、撥水材料を塗ったスライドガラスに水を落として、ガラス面と水滴の接触角を測定。撥水性が高くなると接触角が大きくなり、水滴の形が丸に近づきます。

 この技術は、防水スプレーやヨーグルトの蓋などに使用されており、身近にある撥水材料について理解を深めました。

 参加した生徒からは「工学、理工学、理学部の違いが良く分かった」「身近な不思議について科学的な解決を聞いて、ヨーグルトのふたなどは、工学の発見から応用をし、社会実装されたものだという事が分かり、より工学に興味が湧いた」など、それぞれの学部の理解が進んだようでした。

短い時間でしたが、ご来学されたみなさんの学びにとって、有意義な時間となりましたら幸いです。