公開日 2024.10.31
10月22日(火)島根県立島根中央高等学校2年生16名が、材料エネルギー学部を訪問されました。
この度の大学訪問は、大学の専門的な内容に触れることにより理工系への意識を高めること、また島根大学への進学希望者を増やすことを目的に実施されました。
今回のプログラムは、学部案内、次世代たたら協創センター(NEXTA)概要説明と構内見学、金属工学実験体験の3つの企画を実施。
NEXTA内の見学では、大型実験機器や最新の電子顕微鏡やコンピュータールームでのシミュレーションなどを紹介。2階の屋上庭園からは、あいにくの雨でしたが、
完成が進む材料エネルギー学部の新棟の建設の様子を見学しました。
金属工学実験体験では「金属の強さを一緒に学ぼう」と題し、材料エネルギー学部の森戸教授と千星教授が担当。アルミニウム、銅、真ちゅう、鉄の4種類の金属線を
実際に引っ張り、伸びた長さや、どのくらいの力がかかったのかをメジャーとはかりで計測。
力いっぱい引っ張り「まだ伸びる!」「もう切れそうだ!」など、楽しみながら金属の伸び方の違いを体感し、生活の周りにある金属について、理解を深めていました。
参加した生徒からは「金属の伸びがこんなに違うと思わなかった。」「実験や研究をする中で、コンピューターやAIを活用しながら、効率よく実用に向けた取り組みが
されているのだと思った。」「最先端の電子顕微鏡やスパコンなど、普段見られない研究の現場を見学でき、島根にこういった環境があるのが非常に興味深かった。」
などの感想が寄せられました。
短い時間でしたが、ご来学されたみなさんにとって、有意義な時間となりましたら幸いです。