2年生向け進路ガイダンスを開催しました

公開日 2024.04.09

 材料エネルギー学部では4月8日、株式会社マイナビの熊谷様を講師に招き、2年生向けの進路ガイダンスを実施しました。

ガイダンスではまず就職について、材料分野を学んだ学生は鉄鋼・化学・セラミックスなどの素材系メーカーを中心に活躍できるフィールドが広く、世界的な競争力を持つ企業が多数ある一方で、BtoB企業が多いため、企業名を知っているかどうかで判断するのは要注意であるとのアドバイスがありました。また、仕事を選択するうえでは業種に加え、基礎研究、商品開発、製造技術などといった職種も重要な要素であるため、自己分析を行い自身がどのような職種につきたいかを考えておく必要があるとご説明いただきました。

 続いて大学院進学のメリットについて、高い専門性や課題発見力・プレゼン力といった汎用的なスキルが身に付くことや、大手企業に就職する割合が高いこと、一般的に初任給が高くなることなどを定量的な数値をもとに説明いただきました。一方、学部卒で就職した場合には、2年早く社会人経験を積めるといったメリットもあるため、自分が将来どのような仕事をしたいかを低学年時から考え、そのキャリア実現に向けて進学か就職を選択することが重要であると学びました。

 材料エネルギー学部は令和5年度に新設された学部であるため、先輩がいない2年生にとって今回の進路ガイダンスは将来の自分の姿をイメージする良い機会になりました。今後も材料エネルギー学部では各学年、年1回の進路ガイダンスを継続的に実施し、学生のキャリア実現をサポートしていきます。